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荻村伊智朗の話2

☆記憶力を発揮してヤマ場で待つ
  試合は、途中の進行状況を記憶しておく。そして、相手の瞬間的な応手を覚えておく。
  誰でも試合のヤマ場には得意の所が出てくるものだ。得意の得点源、試合の立ち上がり、
  中盤のヤマ場、締めくくりのヤマ場。特に締めくくりでは99%まで得意の得点源で
  攻めてくる。
  そういう所へ記憶力を発揮してヤマをかけるようにしたり、また、相手をそうしたプレーに
  誘導するように他のラリーを調整した。

☆逆転勝が多いわけ
  逆転勝が多いというのは粘り強さ+諦めの良さがあったからじゃないか。
  特に思いきって考え方を転換出来た事が大きかったと思う。
  囲碁ではどんな重大な局面でも一石ごとに全局を見る。
  現在係争中の局面が20目の価値があっても、21目の価値がある所を発見すれば
  それを打つべきである。
  卓球でも行き詰まった局面でそれまでの考え方にこだわらず、別の考え方をする。
  粘るだけだったらそれほど逆転勝が出来ない。なぜなら今粘っているやり方で
  相手にリードされているわけだから、運がいいか、相手が急に崩れない限り、逆転できない。
  田中対ガントナーの田中の逆転も14-20から逆転したが、14-20で決断したわけではない。
  決断のあと、2~3本打って田中がミスしている。
  そして、14-20となり、そこから彼のスマッシュが入り出した。
  作戦の転換をして、2~3本は入らないのが普通。それから逆転が始まる。
  だから14-20とか、16-20になってから決断したのでは遅い。決断は良くても、タイミングが
  悪ければ間に合わない。粘り強さと諦めの良さは表裏をなしている。この両方が
  かみ合わないと大きな成果が出てこない。
  随分逆転勝をしたが、同じやり方をして逆転した事は滅多にない。
  カットマンなら打ちたいと思うのを我慢してカットした方が思いきりの良い場面もある。
  つまり、その時、一番良いと思う事を思い切ってやれという事である。

☆感激が味わえなくなったら終わり
  田中良子さん(ロンドン大会単2位)が
  「大会の雰囲気にあがる。そういう感激が味わえなくなったら終わり」
  と言っていたが、選手としてはそういうものだと思う。勝負の冷静さとは別に、
  自分をそういう良い意味の興奮状態に持っていく事は大切だ。それが潰されてきて
  勝敗だけにこだわるようになると重荷とか、苦痛になる。それでは良いプレーができなくなる。

                                卓球レポート 1970.01 荻村伊智朗

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プロフィール

バロン

Author:バロン
卓球3段、
NPO法人八王子市体育協会公認コーチ、
八王子市卓球連盟副理事長
同 ラージボール推進委員、
2002年11月より丸善JBで指導中

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